ビューティフルサンデー

「日曜日感」が嫌いだ。
主婦なので明日の月曜日はブルーマンデーなんかじゃないのに、嫌いだ。

遅く起きて、何かに追われるように掃除機をかけるあの感じ、
適当な物を食べてボケーとしていたらテレビで競馬とかゴルフとかが始まって、
耐え切れなくなって逃げ出すように外へ飛び出すと、
公園で子供らが人生をめいっぱい謳歌していて、
花壇にはパンジーが咲いていて、
目をそらして自転車のスピードをあげて風を切り、
行きついた先のスーパーで気が狂ったみたいに買い漁り、
帰宅すればテレビで笑点がやっていて、
打ちひしがれて無言で鍋に水と昆布をぶち込み、

 

あさり煮て 味噌溶きゃ去りぬ 日曜日

 

行く春

今日はずーっとボーッとしていた日だった。
スーパーに行って、夕飯を作っただけの日。
こういう日に俳句でも詠めたら、人生がもっと美しくキラキラと輝くのかもしれない、と思う。

 

宿酔の閨 行く春の 尻を追う

 

 

今日のめし

20170426

鯖の味噌煮 / 豚しゃぶの梅唐辛子和え / しらたきと切昆布とピーマンのじゃこ炒め / えのきと韮と水菜のおろし和え / 出汁巻き玉子 / セロリとパプリカのサラダ / 茄子とオクラとミョウガの澄まし汁

 

週末、山梨へ行きました

週末、山梨へ行きました。
富士急ハイランドで絶叫したり、
吉田うどんの硬さとコシにびっくりしたり、
桜舞い散る忍野八海で富士山を拝みながら池めぐりをしたりしました。
いちばん楽しかったのは、旅館で酒飲みながら罰ゲームをして盛り上がったことです。
なんだか中学生の作文みたいです。

富士急なんて15年くらいぶりに行ったけど、
最後に行ったのは確か大学のサークルの合宿で、
前日の深酒によるカンペキな二日酔いの肉体だったものだから、
恐る恐るフジヤマだか何だかに乗ってみたけど案の定全然だめで、
「二日酔いが原因でこんなピチピチな若者が遊園地のトイレで吐くのってなんだか子供と大人の狭間にある虹色の渦巻きみたいな所で泣きながら素潜りしているような感じ。本当はサーフィンがしたくてしたくてたまらないのに」
とか訳のわからないことを考えながら、
もう乗り物に乗れないので仕方なく超怖いおばけ屋敷に入っちゃったりして、
あとはもうずっとベンチに座ってぼんやりしていたような記憶があるような、無いような。

 

 

今日のめし

20170424

蒸し鶏のねぎソース / 干し豆腐の和えもの / きくらげの玉子炒め / じゃがいもと赤ピーマンの炒め / 麻婆春雨 / もやしとザーサイのサラダ / 干し海老と小松菜のスープ

 

3か月ほど前に中華料理屋論を書いたのも記憶に新しいですが、
私が中華料理屋に行って必ず頼むのが、干し豆腐と蒸し鶏、そしてあれば麻婆春雨。
この3つでその中華料理屋の良し悪しを判断できると言っても過言ではありません。

 

まいっか

びよびよびよ~~~~ん!!
こんばんは!

今日は、思いがけず、色々と行動してとっても楽しい一日でした。
お昼に目玉焼きを食べたあと、
カーシェアリングして家具屋やホームセンターに行ったり、
池袋でラ・ラ・ランドっていう映画を見たり、
自宅近くの最高の焼き鳥屋で最高の焼き鳥を食べたり。
何て言うか、キラキラッてした日だった。

映画を見ての感想は、
性懲りもなくヘラヘラ笑いながらステージに立っている中年に差しかかった自分自身を自己肯定し、鼓舞し、錆び切った脳みそや指先、美的センスやアイデアバンクに潤滑油を上手く密かに塗っていくという超ハードな案件が目の前にあるのだが、それを「いかに涼しげな顔でこなせるか」ということにばかり囚われてしまって、実際自分はギトギトの油まみれの見るも無残な姿になっている---そんな目をそむけたくなるような鈍色の現実を直視しながらも自分が行動にするのはいやいやオツカレーと言っていつもの居酒屋でいつものボトルを空けるのが関の山だというのはわかっていて「それが私の人生だしそれが私の人生らしくていいのかもしれない」などとまだまだまだ駄々を言って巣食った場所にぶら下がって性懲りもなくヘラヘラ笑いながらステージに立って生きていくのは、案外けっこう興味深くて、楽しい。
だから、まいっか。それが今日見た映画の感想。

酔っ払って何言ってるかわかんなくなってきた!

 

 

そういうわけで、今日のめしは焼き鳥でした。
これは昨日のめし。

20170419

クリームシチュー / チキンソテー・ガーリックトマトソース / オクラとミニトマトのピクルス / 春キャベツとパセリのアンチョビオリーブ炒め / かぼちゃのレーズンバターマッシュ / 椎茸とはんぺんのチーズ焼き / 蒸し野菜のサラダ

 

私の庭

お義母様と池袋でランチ。
私の誕生日をお祝いしてくださるとのことで、韓国料理をたらふく頂く。
色んな男たちの話をして、はじめはクスクス、そのうちゲラゲラ笑った。
帰りには西武の地下でケーキまで買ってくれた。

一人になって、池袋を練り歩く。
10年以上豊島区民だったので、池袋は私の庭だと思っていた。
でも、それは自転車という文明の利器があってこそだったからかもしれない。
自転車で移動できない池袋は、私の庭ではない気が、すごくする。
端から端までスイスイと池袋を移動する日なんてもう来ないのだ、と考えたら、少し悲しい。
でも今は赤羽をそうしているのだから、それでいっか、と思う。

西武、パルコ、東武、ルミネと、骨折していたはずの足でノロノロさまよう。
最近は主に電波の繋がった箱の中でばかり欲しいものを物色しているので、
今、自分の目の前に実際存在している商品を手に取り、
その素材、色、大きさ、さわり心地、3次元の奥行きを確かめ、
それが気に入ればレジに行ってお金を払ってすぐに自分の物にする、
というのは、何と情緒あふれる味わい深い行為なのだろう、と思った。
かすあげや、可愛い洗濯ネットなどを買って、帰宅。

夕飯のあと、お楽しみのケーキ。
明日までもつので、半分だけにしようと思ったけれど、だめだった。

 

thousand of skins

学生時代の後輩の結婚式二次会で余興をやらせてもらいました。
悪魔裁判っていう、やっていた本人も何が何だかよくわかっていない、飲みの席での冗談。
それをぜひ余興でやって欲しいって言われるだなんて、予想だにしていませんでした。
かわいい後輩のためなら、一肌と言わず二肌、百肌、千肌でも脱ぎます。たぶんね。

披露宴で鏡割りしたという酒(めっちゃくちゃ美味い)を裁判の前に3合くらい頂いたし、
裁判中には演出でその同じ酒を3合くらいイッキしたし、
(イッキするコップに毎回なみなみとついでくれたドリンクカウンターの女性が、鬼かと思った)
裁判の後はウイスキーのコーラ割ハーフ&ハーフをたぶん3杯くらい飲んだんだけど、
今朝起きたら、二日酔いのふの字も無くて、びっくりした。
もう、今後は上等なお酒しか飲むまい、と最近いつもそう思う。

会場の月見ル君想フから帰る時、いくら歩いても歩いても目的の外苑前駅までたどり着かなくて、
泣きながら夜の高級住宅街をひたすら歩いていたら、知らぬ間に1時間くらい経過して、
ハッと気づけば乗り換えの溜池山王駅の近くまで来ていたのが、とてもラッキーだった。
どうしても入口が見つからなくて、入口を見つけるためだけにタクシーに乗ったのが悔しかった。
でもサンキュー初乗り410円!
終電間近だったので、500円を叩きつけて
「お釣りいらないっす!!」
って言った私は、カッコ良かった。
でも、その後すぐに運転手さんに
「入口っ、入口どこですかっ!!?」
って聞いてマヌケだった。ひとマス戻る。
これだから地下鉄ってキライだよ。

ちなみに悪魔裁判でやったのは、
2人にこの曲を捧げますと言って「世界中の誰よりきっと」をワンコーラス歌うも、
曲を止めて「二次会から来たから全然酒が足りない!!」と騒ぎ出し、
酒を何度かイッキし、悪魔に覚醒、
上着を脱いだら中には”THE DEVIL”と書かれたシャツを着ていて、
女の子を泣かせたことがあるという男たちを5人ほどステージに立たせ、
「歯をくいしばれっ!」と言いながらフルスイング・ビンタをお見舞いし、
最後に「もしお前が○○ちゃん(新婦)を泣かせたらこうなるんだっっ!覚えておけっっっ!!!」
と悪魔よろしく言い放ち、新郎にもキツいビンタをお見舞いする、
そんな感じでした。
そんな感じでよかったのかな?
ステージに立たせた男たちの中には、ヨシュアカムバックの兄貴、金子さんも含まれていました。
私が無理やり呼びつけたんだけど。
痛くしてごめんね、金子さん。

 

 

今日のめし

20170417

鱈とキノコのホイル焼き / 肉巻き揚げだし豆腐 / あさりと春キャベツの蒸し煮 / きんぴらごぼう / きゅうりのからし漬け / 大根とワカメのサラダ / ほうれん草と玉子の味噌汁

 

 

カリフラワールド

こんにちはーっ!

去年の晩夏に東京都民になってから、約半年ほど専業主婦をしてきた私ですが、
ついに!それにも終わりを告げることになりました!!!
ワーワー!!! やったねーー!!!!
オメデトーーー!!!!!
個人情報なんていくらでも流れちまえっっっ!!!!!

めでたいのかどうかはわからないけど、
最低限の家事以外の家事はせず、コタツに足を入れたら動かざること山の如し、家電や家具を選ぶのに自分自身すら呆れるほどの時間を費やし、しばしばバンドだライブだと言っては夜を彷徨い、時には泥酔して終電をなくし、時には泥酔して記憶をなくし、時には泥酔して骨を折る・・・
そんな人間には、専業主婦を名乗る資格なんてどこにもないのだ。そうだろ?

ってなわけで、専業主婦卒業後はもう大手をふってバンドやライブをしていきたい所存であります。

 

先日は、worst tasteのドラムよしお君を道連れにしてツーピースでライブをしました!
曲はいつも私が弾き語りでやるやつだったので、弾き語りの時と同じ感じでガブガブ飲みながらやったんだけど、私はライブの翌日に気がついたのです。
「自分一人だけじゃないんだから、そんなに飲んではダメだ!」
と・・・。
リツコとヨシコとソースケ山の時は「三位一体」みたいな感覚があるから、お構いなしにガブガブ飲むけど、バンドの時は最後から2曲目くらいで飲むというルールがあったのでした。
リズム感や音程のコントロールが効かなくなるから・・・。
よしお君はライブ後までガマンしていたというのに・・・。
次回のツーピースライブでは、ちゃんと最後から2曲目までガマンすることをここに誓います!

 

 

最近べらぼうに切れる高級包丁を手に入れて、大学生の時から今まで使ってた包丁と同じ感覚で使ってたらもう3回指や爪を切った専業主婦(しつこい?)の今日のめし。

20170414

ハンバーグ / いんげんのバター醤油炒め / にんじんグラッセ / きのこソテーポーチドエッグのせ / カリフラワーとズッキーニのオーブン焼き / タコとオクラのサラダ / キャベツと新玉ねぎのスープ

カリフラワーが大好き!
生で食べるのがいちばん美味しいって知ってた?

 

 

くたびれもうけ2

前回の日記でもお伝えしました通り、1月に左足首を剥離骨折をした私なんですけれど、
なんと驚くことに、それから2か月後の3月中旬、今度は右足首の全く同じ部分を剥離骨折したことをここにお知らせいたします。

いや、実際私も、神様のいたずらかな?と思いましたね。

両足を骨折している主婦って、一体この世のどこを探せばいるんだろうって思いましたね。

ここにいるけど。

迷いに迷って、恥をしのびつつ、同じ整形外科に駆け込んで、
「実は・・・・・・また、やってしまいまして・・・ 今度は逆の足なんですけど・・・」
なんて苦笑いをしながら言ってみたりして。
前回のいきさつを知っている柔道整復師の人なんて、
「あれー?どうしたんですか?またやっちゃったんですかー?」
とかニコニコ聞いてくるもんだから、
「恥ずかしいんですけど・・・・・・今回も、酔っ払って階段から転げ落ちました・・・」
なんて顔を赤く染めて正直に言って涙を誘ってみたりして。

もしかしてこれが厄年ってやつなのかしら。
有名な西新井大師で厄払いしたんだけど、
厄払いしてなかったらもっとヤバい事件なんかに巻き込まれていたのかもしれないね。
誘拐されたりとか。

そんなわけで、私って類まれな両足を骨折している主婦なんですけれど、
何だかんだもうスタスタ歩けているので万事オッケーということにしておきましょうね。

写真は本文とまったく関係のない久しぶりの今日のめし。

20170410

鶏の新玉ねぎ和え / 揚げ茄子のみぞれ煮 / 釜揚げしらすとピーマン / アディチキ炒め / 卯の花 / もずくの酢の物 / 何の変哲もないサラダ/ じゃがいもとワカメの味噌汁

アディチキ炒めとは?
→都内ライブハウスなどでフード活動をされているspice addictsユーヤさんの名物料理「アディチキ」に使用されている粉を振りかけると、どんな食材でもあっという間に最強のおかずになる。今回はもやし、ニラ、パプリカ、えのき、春雨を炒めました。

くたびれもうけ

こんばんは!

生まれて初めて、骨を折ってしまいました!!!
ヒューヒュー!!ドンドーン!!

どうせ、よっちゃんのことだから、
酒に酔って、駅の階段か何かで転んだとか、そういうのでしょ。
って思いましたか?

その、通りです。

よくわかったね!

お酒って不思議。
魔法がかかったようなキラキラした時間をくれる時もあれば、
私ってまるでボロ雑巾なんじゃないかって思わせる時もある。

大事に、大切に、つきあっていきたいものです。

 

何はともあれ、治るまで辛抱しなければね。
まあ骨折と言っても、うわー折れてるっ!というのではなく、
「剥離骨折」という骨がはがれた状態のやつらしいです。

どうせなら、景気良く、バキーン!と折れてほしかった。
かもしれない。

 

恥の多い生涯を送って来ました。

 

もっと料理したくない日は

もっと料理したくない日は、

適当な野菜とか適当な肉とかを適当に切って、カレーやシチュー、

適当な野菜とか適当な肉とかを適当に切って、水炊き、

それよりももっと料理したくない日は、

ステーキか、刺身。

 

包丁も握りたくない日は、
夜の街に繰り出すのです。